2025年版カレンダーを公開しました

紙ものハンドメイドに使える!おしゃれなインクジェット対応紙

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家庭用プリンターで使えるファインペーパー

今回は、デザイナーとして数々の紙を扱ってきた私が、ハンドメイドやウェディングシーン等のペーパーアイテム作りに使えるインクジェットプリンター対応のファインペーパーをご紹介します。

個性豊かな質感と多彩な色合いが魅力的なファインペーパーは、あなたの作品をランクアップしてくれること間違いなし。ペーパーアイテム作りが好きな方には必見の内容です!

作例には当サイトオリジナルデザインの無料カレンダー素材を使っています。気になった方はこちらもぜひ作ってみてくださいね。

OA用紙とファインペーパーの違い

OAペーパーとは

よくあるインクジェットプリンター用のマット紙・光沢紙は、ひっくるめてOA用紙と呼ばれる紙。OAはオフィス・オートメーションの略で、OA用紙とはプリンター印刷を前提にした紙を指します。そのためインクが定着しやすいよう紙の表面がコーティングされていたり、文字は読みやすく、写真は鮮やかに仕上がるように紙の色はホワイトが基準です。

普通に使う分には問題ないのですが、個性的なハンドメイド作品やペーパーアイテムなどを作りたい時には、雰囲気が出ないので物足りなさや味気なさを感じてしまいます。

ファインペーパーとは

ここでご紹介するインクジェットプリンターで使える紙は、OA用紙ではなくファインペーパーと呼ばれる紙。紙本来の魅力を引き出したアーティスティックな紙で、お菓子や化粧品のパッケージ、ステーショナリーなど、見た目や手ざわりの印象が大切な繊細なシーンで使われる高級紙です。

注意事項

ご紹介するファインペーパーはインクジェットプリンター専用ではないため、プリンターの種類によってはにじみかすれが発生する場合があります。大量に購入する前にテスト購入をおすすめします。

モフル

優しい色合いとエンボスが個性的な紙

[カレンダーデザイン]C0009 [紙の色]ソルベ
[カレンダーデザイン]C0003 [紙の色]セサミ

モフルは優しい色合いとタオルのような凹凸が特徴の個性的な紙。光にかざすと透けムラがあるのも面白いです。ソフトな世界観はこの紙ならでは。カラーは11色展開。ホワイトあり。掲載したカレンダー印刷には90kg(0.19mm)の厚みを使いました。

メーカーHP:モフル[株式会社 竹尾]

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掲載したカレンダーは、当サイトで公開している無料素材です。下記ページからダウンロードできるのでぜひ使ってみてくださいね。

新バフン紙

土壁を彷彿とさせる自然派の紙

[カレンダーデザイン]C0001 [紙の色]とりのこ
[カレンダーデザイン]C0001 [紙の色]とりのこ

新バフン紙は、がさがさした手ざわりが特徴の少し変わった紙。民家の土壁を思い起こさせる独特の質感はモノクロ印刷と相性抜群!まるで墨のような仕上がりになります。和モダンや古民家スタイルを好む人にもおすすめですよ。カラーは14色展開。ホワイト〜ベージュ系だけで5色用意されています。掲載したカレンダー印刷には180kg(0.36mm)の厚みを使いました。

メーカーHP:新バフン紙N[平和紙業株式会社]

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ファーストヴィンテージ

使い込んだような色合いの個性的なクラフト紙

[カレンダーデザイン]C0042 [紙の色]ブルーグレー
[カレンダーデザイン]C0040 [紙の色]カシミヤ

ファーストヴィンテージは使い込んだような色合いが特徴のクラフト紙。他の色が混ざり込んだような複雑な色合いと荒い繊維質の質感は味わいがあります。カラーは12色展開。他のクラフト紙と違い、鮮やかなカラーが用意されています。ホワイトなし。豊富な厚みがあります。掲載したカレンダー印刷には119.8g(0.19mm)の厚みを使いました。

メーカーHP:ファーストヴィンテージ[株式会社 竹尾]

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ミ・タント

豊富なカラーバリエーションの色画用紙

[カレンダーデザイン]C0031 [紙の色]オーキッド
[カレンダーデザイン]C0014 [紙の色]スカイブルー

ミ・タントは、さざなみのような凹凸がついた紙。質感は身近なところでいうとスケッチブックの紙に似ています。優れた筆記性やカラーバリエーションの豊富さは、創作の幅を広げてくれそうです。比較的メジャーなカラーペーパーなので、大型の書店、文具店などでも取り扱いがあります。35色展開。ホワイトあり。掲載したカレンダー印刷には160gの厚みを使いました。

メーカーHP:キャンソン・ミ・タント[マルマン]

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ディープマット

大人を感じさせる深い色合いの紙

[カレンダーデザイン]C0028 [紙の色]アッシュ&ストロー
[カレンダーデザイン]C0029 [紙の色]マルベリー&ローストナッツ

ディープマットは深い色合いが魅力的な紙。全体的にコクがある濃色が中心のラインナップで、大人っぽい色気がある紙です。質感はさらさらとしておりクセがないので様々なシーンで使いやすいのも特徴。カラーは17色展開。ホワイトあり。豊富な厚みがあります。掲載したカレンダー印刷には100kg(0.16mm)の厚みを使いました。

メーカーHP:ディープマット[平和紙業株式会社]

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ポルカレイド

フレッシュ&ポップな色合いの紙

[カレンダーデザイン]C0002 [紙の色]ソーダ
[カレンダーデザイン]C0031 [紙の色]バナナ

ポルカレイドは簾目模様の凹凸がついた紙。ごくわずかにピンク色などのカラフルなチリが混じっています。余白の多いデザインやシンプルなデザインとの相性は抜群。おしゃれな雰囲気をぐっと引き上げてくれますよ。カラーは軽快な色が中心で、17色展開。掲載したカレンダー印刷には90kg(0.16mm)の厚みを使いました。

メーカーHP:ポルカレイド[株式会社 竹尾]

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ブンペル

高級感があるザ・クラフト紙

[カレンダーデザイン]C0018 [紙の色]ホワイト
[カレンダーデザイン]C0017 [紙の色]ダンボ

ブンペルはちょっとリッチな風合いのクラフト紙。再生紙のようにところどころに混じったチリとざっくりとした手ざわりは、素朴で穏やかな印象や手作り感を与えてくれます。前述したファーストヴィンテージのような鮮やかなカラーは用意されていませんが、ホワイト〜ブラウン系に特化した6色展開。中でも作例のカレンダーに使ったホワイトは白すぎない絶妙な色合いで、ナチュラル系ハンドメイドにおすすめです。掲載したカレンダー印刷には95kg(0.2mm)の厚みを使いました。

メーカーHP:ブンペル[株式会社 竹尾]

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紙選びのコツ

一口に紙といっても個性は様々。色や質感、厚みやコシなどを吟味して選ぶとイメージ通りの仕上がりに近づけます。

今回ご紹介した紙は、掲載したネットショップ以外に大型文具店、書店などでも取り扱いがあります。初めて使う紙は、実際に手にとって確認してから買うと失敗が少ないのですが、ネットショップを利用する場合は実物がないのでわかりにくいですよね。ここではネット購入で最低限チェックしておきたいポイントを挙げてみます。

厚み

紙の専門店では、厚みを kg(キログラム)g(グラム)といった重さで表記しています。私もデザイナーになる前は全くピンとこなかったのですが、実際どのくらいの厚みなのかイメージがわきづらいですよね。下記にいくつか参考例を挙げてみたので購入時の参考にしてください。なお下記は一例で、厳密には紙の種類によって変わります。紙自体の硬さ、コシなどによっても厚みの感じ方は異なります。

kg(キログラム)表記の場合

  • 55kg(薄い)
    0.08mm以下。新聞折込チラシ、ページ数が多い冊子の本文など。
  • 70kg(少し薄い)
    約0.08mm。コピー用紙や新聞折込チラシ、冊子の本文など。
  • 90〜110kg(普通〜少し厚い)
    約0.1mm。厚めのチラシ、フライヤーやお札など。
  • 135kg(厚い)
    約0.14〜0.18mm。パンフレット、カタログ、冊子の表紙など。
  • 150〜180kg(厚い)
    約0.2〜0.25mm。郵便はがき、名刺など。
  • 220kg(かなり厚い)
    約0.25〜0.28mm。ポストカード、グリーティングカード、冊子の表紙など。 

何枚も束ねる冊子などは薄め1枚ペラのカードなどは厚めが基本です。(例外として冊子を両面印刷する場合は裏写りしないように少し厚めにします。)当サイトで配布しているカレンダーの印刷には70〜110kg程度がおすすめです。

カラー

モニターで見る紙の色と実際の紙の色は少なからず違いがあると思ってください。紙の色や質感は、撮影時の明るさや角度などで見え方が大きく変わります。実物を確認できない場合はいくつかの画像を比較すると本来の色のイメージがつかみやすいので参考にしてください。

実物を確認できない時は…

  • 一つのショップだけでなく複数のショップで比較する
  • 検索サイトの画像検索で複数の画像を比較する

質感

紙の質感は、メーカーやショップによって様々な表現がされています。説明を読んでもピンとこない場合は、最低限、光沢系マット系かを確認すれば大きな見当違いは防げます。

これだけは確認したい

  • 光沢系
    表面にツヤがある紙です。印刷に適している紙が多く、写真をきれいに印刷したい時は光沢系の紙がおすすめです。筆記性に関しては劣るものが多く、ボールペンは使えても鉛筆は使えない、といった例もあるのでカレンダーやポストカードなど文字を書く前提のものはマット系の紙で作るのが無難です。
  • マット系(つや消し・非光沢)
    表面にツヤがない紙です。今回ご紹介している紙は全てこのマット系に該当します。マット系の質感は、フラットなものから凹凸があるものまで様々。ペーパークラフトやハンドメイドなど紙の質感を活かしたものづくりに向いています。光沢系に対して印刷には不向き、もしくは全く印刷できない紙も多いので印刷する場合は注意が必要です。

印刷適性

メーカーやショップでは、インクジェットプリンターやレーザープリンターで印刷した際に、どの程度正確に印刷できるかを表記している場合があります。印刷する場合はこれらに必ず目を通しましょう。

なお今回ご紹介した紙は、我が家のインクジェットプリンターでは確認済みですが、プリンターの種類によっては上手く印刷できない場合もあるかもしれません。初めて使う紙は、一度に大量購入するのではなく、少部数の購入で事前に確認してください。

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