当サイト class,design.(クラスデザイン)では、カレンダー素材やラベル素材を無料公開しています。
- 公開中のテンプレートは全て無料
- グラフィックデザイナーによる高品質なデザイン
- A4サイズ・白黒データだから面倒な設定は不要
- シンプルでおしゃれなデザインのカレンダーを探している
- インテリアに合う調味料ラベル、収納ラベルを探している
- カレンダーやラベルを自分で作りたい
ご利用前に利用規約を必ずご確認ください。個人用・商用ともに無料でご利用いただけますが、商用利用は利用申請が必要です。詳しくは下記ページをご覧ください。
ラベルテンプレートについて
スペックの見方
ラベルテンプレート上部(画像のピンク枠の部分)にはスペックが記載してあります。

L0001のラベルテンプレート

ラベルテンプレート上部のスペック
拡大するとこんな感じです。デザインの型番やサイズ、各種アイコンが並んでいます。
A「デザインナンバー」
アルファベットはアイテム、数字はデザインテイストを表しています。例えば、L0001なら「ラベルの0001」、C0001なら「カレンダーの0001」となります。L0001とC0001のように数字が同じものはデザインテイストが同じです。過去に使ったデザインを探したい時は、サイト内検索でデザインナンバーを入力するとすぐに見つかります。
B「形」
基本形はSQUARE(正方形)とRECTANGLE(長方形)ですが、山形や菱形など特殊な形もあります。
C「サイズ」
基本形は4種類。デザインによっては大きなサイズもあります。
D「バージョン」
データにはバージョンがあり、最新版のみダウンロードできます。
E「アイコン」
下記の種類があります。
- BLACK PRINT〈モノクロプリント専用〉
黒やグレーのデザインに記載されています。カラーモードは必ず「グレースケール」でプリントしてください。「カラー」で出力すると、色味が変わったり細かい線や文字が滲んだりして仕上がりが悪くなる場合があります。 - COLOR PRINT〈フルカラープリント専用〉
カラーデザインに記載されています。カラーモードは必ず「カラー」でプリントしてください。 - CUT〈長さ調節可能〉
好みの長さでカットできるデザインです。 - 3・5・8〈角丸加工対応〉
サンスター文具のカッターかどまるPROを使い、ラベルの四隅を角丸に仕上げられるデザインです。3mm、5mm、8mmの3種類の大きさがあり、デザインごとに異なります。角丸にしなくても見栄えが良くなるように作っているので加工はお好みで。加工方法はSTEP.3で紹介しています。
STEP.1 準備する
必要な道具・材料
プリンター
家庭用インクジェットプリンターで大丈夫です。ちなみに会社やお店のレーザープリンターは、ラベル用紙が使えない機種があるので事前に確認してから使いましょう。
ラベル用紙
ラベルテンプレートはA4サイズの用紙でプリントしてください。ラベル用紙には「耐水」「剥がせるタイプ」「クラフト紙」などたくさんの種類があります。用途に合ったタイプを選びましょう。
下記ページでは、ラベル用紙の選び方や購入前のチェック項目、おすすめ商品をご紹介します。どんなラベル用紙を選べばいいかわからないという方はこちらをご覧ください。
カッター
ラベルのカットには、画像のような普通の大きさのカッターが使いやすいです。ダンボールのカットなどに使う大きな刃のカッターは、定規を乗り越えやすく危険です。ラベルのカットには使わないようにしてください。
ちなみに皆さんは切る時に刃はどれくらい出していますか?刃の出し過ぎると折れることがあるので注意が必要です。刃は1〜2目盛り分くらい出して使いましょう。
カッターマット(A3推奨)
カッターを使う時はカッターマット必ず使用してください。新聞紙やダンボール、雑誌の上で切る方もいますが、ガタついたり凹凸があって危険です。
サイズはできる限り大きなものを。マットが小さいとカッターの刃が飛び出して机を傷つけてしまったり思わぬ怪我をすることがあります。ラベルテンプレートのようなA4ラベル用紙のカットにはワンサイズ大きなA3のカッターマットがおすすめです。
また100均のカッターマットはゴム質が硬く、軽くずれやすいのでおすすめできません。適度な厚み・弾力・重みがある事務用品メーカーのものを使うといいでしょう。
ステンレス製定規
カッター使用時は、必ずステンレス製の定規を使ってください。プラスチック製の定規は、カッターの刃で定規そのものを削ってしまいます。正確に切れないどころか定規を痛めてしまうので必ずステンレス製の定規を使うようにしてください。ラベルテンプレートのようなA4サイズの用紙のカットには、定規の長さは30cm以上、刃が定規を乗り越えないように1mm以上厚みのある定規を使うようにしましょう。
角丸カッター
カットしたラベルの四隅を角丸にしたいならかどまるPROが便利です。爪切りのような感覚で角を丸くカットできます。1台で3種類の大きさに対応しています。使い方はこのページのSTEP.3で。
刃折器
刃は切れ味が悪くなると仕上がりが悪くなるどころか余計な力がかかり危険です。良く切れる刃を軽い力で使うことが、良い仕上がりや怪我の防止に繋がります。この刃折器はたった200円程度なのですが、作業の効率も安全性も格段に上がるので、カッターを持っているなら必ず持っていてほしいアイテムです。ちなみにいっぱいになったら、封をしてそのまま捨てることができるので最初から最後まで使用済み刃を触ることはありません。
その他のおすすめ文具・工具はこちら
STEP.2 プリントする

家庭用プリンターを使う場合
PDFを開く
テンプレートページ下部の「ダウンロード」の中にあるPDFファイルをクリックするとテンプレートが表示されます。

テンプレートページ下部
「プリント(印刷)」を選ぶ
テンプレートが表示されたら「プリント」もしくは「印刷」を選びます。使用するパソコンやスマホ、プリンター、アプリなどにより異なりますが、次の項目のようなプリント画面になります。
プリント設定
まずは基本の設定です。ここではパソコン(Mac)を使った場合で説明します。
- 使用するプリンターを選択してください。
- 希望の部数を入れてください。
- モノトーンのデザイン(テンプレート上部にBLACK PRINTと記載されたデザイン)はチェックを入れてください。チェックを入れないとフルカラー扱いになり、色味が変わったり細かい文字が潰れる恐れがあります。
- 希望ページを番号で指定してください。
- 「実際のサイズ(拡大縮小なし)」を選んでください。「用紙サイズに合わせる」にすると縮小プリントされてしまいます。
- 用紙の向きです。プリンターに対して用紙を縦向きにセットする場合は「縦」を選びます。
ページ設定
「プリント」画面の左下の「ページ設定…」を押すと次のタブが開きます。
- 用紙サイズは「A4」を選んでください。
- OKを押して確定します。
印刷品質の設定
「プリント」画面の左下の「プリンター…」を押すと次のタブが開きます。真ん中にある青い枠の部分を押すといろいろな選択肢が出てくるので「印刷設定」を選択します。すると用紙種類などを指定する項目が現れます。ラベル用紙のパッケージ裏面には印刷時の設定方法について説明がしてあるので参考にしてください。
- 「用紙種類」はラベル用紙が推奨しているものを選ぶようにしてください。
- 印刷品質も同様です。ラベル用紙が「印刷品質/きれい」を推奨している場合はそのように設定してください。
- プリントを押して確定します。

画像のようにラベル用紙のパッケージ裏面には各プリンターメーカーごとに「推奨設定」が記載されています。
プリントする
最後に「プリント」画面から「印刷」を押すとプリントが始まります。インクや用紙をセットを忘れないでくださいね。プリント中はプリンターにはさわらないようにしましょう。
仕上がりを確認
プリント後はすぐに手にとって確認したいところですがちょっと待ってください。プリント直後の用紙はまだ乾いていません。用紙によって異なりますが光沢紙や耐水紙は乾くまで5〜10分かかります。パッケージ裏面の乾燥時間の目安を確認して、充分に時間をおいたら仕上がりを確認しましょう。
※上記の設定は一例です。使用するOS、プリンター、アプリケーションなどによって表示が異なります。
※プリンターや用紙を初めて使う、設定に自信がない場合は、必ず普通紙でテストプリントをしましょう。
自宅にプリンターがない場合
プリントサービスを利用する
現在コンビニではラベル用紙などの持ち込みを受け付けていません。自宅にプリンターがない方はキンコーズなどのプリントサービスをご利用ください。ラベル用紙がプリントできる店舗があります。(ご利用のプリントサービスによって使用できる用紙に制限があるので事前に確認してください。)
STEP.3 カット・加工する
ラベル作りで最も難しいのがカットです。そして怪我をしやすい工程でもあるので充分に注意しながら進めましょう。
ラベルの切り方
切る順番
たくさんのラベルを効率良く切るには順番が大切です。まず始めにA4ラベル用紙の余白部分から切り落としていきましょう。

余白部分が切り落とされました。

次にタテ列を切ります。連なっているラベルを一気に切り落としました。

最後にヨコ列を切ります。一気には切り落とせないので一つ一つ丁寧に切っていきます。時間がかかりますが根気よくやりましょう。


定規の置き方
「定規は切るものを覆うように置く」と覚えてください。例えば画像のようにカッターの刃が逸れてしまった!なんてことがあると思います。でも刃が逸れたのが余白だったのでラベルは無傷でした。

逆に画像のように余白に定規を置いて刃が逸れてしまったらどうでしょう?ラベルがダメになってしまいますよね。定規は守るものを覆うように置いてください。


定規の押さえ方
ラベルがずれないように定規はしっかり押さえましょう。この時、定規から指が出ていないか必ず確認してください。

大丈夫であればここで初めてカッターの刃先を1〜2目盛り分だけ出します。カッターは力を入れすぎると危ないので軽く持って切ってください。

カット中は刃先から目をそらさないようにしましょう。力の弱い方が30cmくらいの長辺を切る場合、定規を押さえる手を移動しなければいけません。刃先の進みに合わせて奥から手前に尺取り虫のように押さえながら動かします。

定規を押さえる指の動きに注目してください。親指と他の指を広げたりすぼめたりしながら…

こんな感じで奥から手前に移動します。(ちょっと大げさにやっているので実際にはこんなに動かす必要はないですが。)


切り方
ここまで長々と説明してきましたが切る時はあっという間です。定規をしっかり押さえて、カッターは軽く持って、落ち着いて切りましょう。

切り終えても定規はまだ押さえたままです。カッターを持っている手で片側を軽く動かしてみましょう。切り離せていればOKです。もしつながっていたらそのまま同じ位置をもう一度切ってください。ラベル用紙は薄いので1〜2回で切れるはずです。切り落としたのを確認したらすぐに刃を戻してくださいね。

きれいにカットできました。
繰り返しになりますが、カッターの扱いには充分注意してください。私は身の回りで一番切れ味がいい刃物はカッターだと思っています。それぐらい危険なのです。安全に使ってラベル作りを楽しみましょう!

アレンジ 〜ラベルの角を丸くする〜
角丸カットにはかどまるPROというカッターを使います。爪切りのような感覚で簡単に角丸カットを作ることができる便利な工具。角丸のサイズは3mm、5mm、8mmから選べます。

小さなラベルに角丸カッターを使うには少しコツが必要です。
- 「サンスター文具 かどまるPRO」を画像のように立てて持つ。
- ラベルを重力にまかせてふんわり置く。
- 奥まで入っているのを確認してレバーを押す。
慣れるまでは普通紙などで試してからやってください。
四隅全てを角丸カットするとこのような感じに。角がなくなると柔らかい印象になります。また四隅を落とすことは剥がれ防止にもなります。特に曲面に貼る場合は角丸カットがおすすめです。かどまるPROのご購入は下記から。
STEP.4 貼る
最後はいよいよ貼る作業。ここまできたらもう完成は目前ですね。パパッと貼って完成!といきたいところですが、斜めになったりシワができたり意外と難しかったりします。まずは基本をおさえましょう。
ラベルの貼り方

シワを作らないためには…
大きなラベルはシワになりやすいです。車のスモークも自分で貼るとシワになったり気泡が入ったりしますよね。あれと同じです。ラベルを貼る時に一番大事なのは「一方通行で貼ること」。例えばラベルの左端を貼り始めたら、そのまま右端まで真っすぐに貼っていきます。両端から真ん中に向かって貼るようなことをすれば高い確率でシワや気泡ができてしまいます。
貼るのが苦手な方におすすめのラベル
ラベル用紙には貼ってはがせるラベル用紙という貼り直せる商品もあります。このタイプは貼りやすいだけでなく、ある程度時間が経っても糊が残ることなくきれいに剥がせるのでおすすめです。我が家でもほとんどのラベルがこのタイプです。購入はこちらから。
デリケートな素材に貼るときは…
ダンボール素材や紙箱などのデリケートな素材に貼ると、剥がした時に素材を傷つけてしまうことがあります。「貼って剥がせるラベル」でも長期間貼ったままだと使用状況によってはラベルの成分が変化して剥がれにくくなることもあるので充分注意してください。